善を長じて失を救う

植物が生き生きとし始める季節になりました。最近お客様からコロタンというメロンの苗を頂きまして、毎日成長が楽しみです。

さて、先月は燕市の、私塾跡「長善館」に行ってきました。タイトルの意味は、人を教える者は教わる者の長所を伸ばし欠点を補い、人の性質や能力を精一杯伸ばす教育をしていきましょう、そして長所を伸ばせば短所が目立たなくなり自然と良い方向に変わってくるでしょう、という意味です。新潟にこのような教育方針を掲げて学んだ方々がいることに感動しました。

江戸時代後期、農地を襲う水害や飢饉、はやり病に生活が苦しく、「おしん」のドラマのように子供を県外へ売る家が多く、村の生末を心配した鈴木文臺先生が創設された私塾です。卒業した中には著名な方々がたくさんいらっしゃるそうです。地域への想いで作ったということも尊敬します。

AIで何でも調べられてしまうこの時代、だからこそ、モノの真意を追究出来て全体のバランスを見渡せ、ブレない自分を維持するために学びは必要なのだと思います。様々なお客様、従業員、理解する為に、良い方向に行けるように情報収集する日々を過ごしています。

 

燕市粟生津 長善館

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